代行申請エクセル一括取り込みの解説
建設キャリアアップシステムの代行申請メニューの機能、
「エクセル一括取り込み」って便利なの?どうやって使うの?そんな疑問にお答えします
まずは建設キャリアアップシステムの代行申請を行う流れを確認し、
エクセル一括取り込みの機能や注意するべき点を紹介します
代行申請登録の流れ
建設キャリアアップシステムで代行申請を行う場合の手順を解説します
①代行申請同意書、個人情報取り扱い同意書、システム利用規約同意書を準備
事業者登録の代行申請ならびに技能者登録の代行申請を行う際には
代行申請同意書、個人情報取り扱い同意書、システム利用規約同意書を添付する必要があります
上記3つの同意書は下のアドレスからダウンロードできます
下アドレスからエクセルファイルの書式もダウンロードできます
https://www.ccus.jp/p/support#
ダウンロードしていただき、それぞれ署名押印をし、登録の際にJPG形式で添付します
②建設キャリアアップシステムに添付する添付資料等を準備
事業者登録の際には事業所確認資料や社会保険確認資料などが
技能者登録の際には本人確認資料や社会保険確認資料などが必要になります
詳しくは以下の記事をご参照ください
事業者登録:ゼロから始める事業者登録(証明書類編)
技能者登録:ゼロから始める技能者登録(証明書類編)
③代行申請を行う
建設キャリアアップシステムにログインし、
左メニュー「710_代行申請」から事業者登録または技能者登録を行います
④登録料のお支払い
事業者登録の代行申請または技能者登録の代行申請を行うと運営主体から
登録手数料等の払込票が届きますので、速やかに払い込みます
払込票は”③”で指定した住所に届きますので、誤りがないことを確認してください
”③”で指定した住所に誤りがあると払込票が届かないので、注意が必要です
⑤事業者IDまたは技能者IDが作成される
運営側にて確認作業が終了すると事業者IDまたは技能者IDが作成されます
各ID作成後は速やかに建設キャリアアップシステムにログインし、
初期パスワードを変更してください
代行申請「エクセル一括取り込み」とは
建設キャリアアップシステムの代行申請「エクセル一括取り込み」とは
代行申請する複数の技能者の情報を入力する際、会社情報やカード送付先情報など
複数の技能者に共通する情報の入力に対し、予めエクセルファイルを作成し
入力の効率化や省力化を図る登録方法です
事業者登録では使用できません。技能者登録で使用できる機能です
技能者登録の全ての情報項目をエクセルファイルで入力することはできません
エクセルファイルで入力しなかった箇所やエクセルファイルでは入力できない項目は
エクセルファイル読み込み後に本登録で登録します
代行申請する場合、エクセル一括取り込みを行うか行わないかは自由です
エクセル一括取り込みを行わない場合は、技能者1人1人を1件ずつ登録します
エクセル一括取り込みを行った場合も、技能者1人1人の登録内容について
必ず、本登録で添付資料やその他の項目を登録する必要があります
エクセル一括取り込みは基本事項の登録のみ可能です。資格情報等は登録できません
なので、簡略型や詳細型に関係なく使用できます
簡略型や詳細型はこちらの記事を参照してください「どちらを選ぶ?簡略型登録と詳細型登録」
エクセル一括取り込みの便利な点
代行申請を行う際にエクセル一括取り込みを行うか、行わないかは自由です
そこでこういうケースで行うと便利だよと思われるケースを紹介します
ケース①:登録技能者数が多い
エクセル一括取り込みは最大100件の登録が可能です
登録技能者数が多い場合、1件ずつキャリアアップカード送付先住所等を入力するのは
面倒くさい!こういう場合にエクセル一括取り込みを行うと便利です
ケース②:ファイル管理をしたい場合
建設キャリアアップシステムに登録するデータを予めエクセルファイル化しているので、
どの項目に何を入力したかファイル管理&保存ができます
1件登録ではファイル管理しようとすると別ファイルを作成する必要があります
※エクセル一括取り込みで登録したデータも本登録時に変更することが可能です
エクセル一括取り込みの注意点
①取り込み時にエラーが発生する
・指定のエクセルファイルを列削除などしてしまうとファイル取り込み時にエラーが発生する
・指定箇所に指定されたデータ以外を入力するとエラーが発生する
(例)「01」と入力しなければいけないところを「1」と入力するとエラーが発生する
箇所によってはエクセルファイルへの入力時にエラーを促してくれまますが、
エラーを促してくれないケースもあるのでご注意ください
※間違ってもデータの入力規則をクリアしてまで入力しないでください
②誤データを入力してもエラーとして吐き出さないケースがある
誤データを入力してもエラーとして吐き出さないケースがあるので
誤データであると気が付きにくいです。そのため注意が必要です
※要注意事項です
エクセル一括取り込みエラーと対応について
建設キャリアアップシステムの代行申請の際にエクセル一括取り込みを
行うと発生するエラーと対応について解説します
メッセージ①:
技能者情報一時保存_代行一括新規申請情報エクセル取込み処理に失敗しました
指定されたExcelファイルのデータの仕様に不備があります
ファイル名:XXXXXX 行:X 項目名:XXXXX
対応:
項目名XXXXXに不備があります
列の削除などを行うと発生する場合もあります
新しくフォーマットをダウンロードし、再度入力&取り込みを試してください
エクセル一括取り込みを諦めて、1件登録に切り替えるのも手段として有効です
メッセージ②:
技能者情報一時保存_代行一括新規申請情報エクセル取込み処理に失敗しました
バリデーションエラー
設定された大分類コードと一致する技能職種マスタの小分類コードは存在しません
設定された小分類コードと一致する技能職種マスタの小分類コードは存在しません
ファイル名:XXXXXX 行:X 項目名:XXXXX
対応:
技能職種の項目に不備があります
技能職種のコードが一桁の場合、コードの頭に「0」を付ける必要があります
この箇所は2022年1月現在、エクセル入力時に入力チェックが入らないので注意してください
エクセルファイルを修正し再度取り込んでください
エクセル一括取り込みを諦めて、1件登録に切り替えるのも手段として有効です
技能職種はエクセルファイル作成時に空白にしておいて、
本登録時に入力する手段も有効です
技能職種のコード一覧「https://www.ccus.jp/p/document#register」
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