【建設キャリアアップシステム】登録手順の流れ

ご訪問ありがとうございます

石川県七尾市の行政書士多賀と申します

 

今回は建設キャリアアップシステムを登録する際の流れをご説明させていただきます

登録手順の全体の流れを把握している方と登録手順の全体の流れを把握していない方とでは

登録作業の段取りが桁違いに違います

ぜひ、登録手順の流れを把握していただき、ストレスフリーな登録を行いましょう。

 

 

建設キャリアアップシステムの登録方法は2パターンある 

建設キャリアアップシステムへの登録方法は2パターンあります

 

①インターネットにて申請する方法

 インターネット申請はもっとも一般的な申請方法です

 

②認定登録機関で登録する方法

 認定登録機関申請とは各県に指定されている役所に出向いて

 申請書を持って行って申請する方法です(各認定登録機関一覧はこちら

 認定登録機関申請は事前予約が必要になるので注意が必要です

 認定登録機関も都心部だと多いのですが、都心部以外だと少ないのが現状です

 なので、ご記入などがあると不備になり、何度か認定機関に足を運ぶことになるかもしれません

 認定登録機関にて申請をするには、申請書類の不備には気を付ける必要があります

 

※郵送による申請の受付は2020年9月30日をもって廃止となりました

※当HPは基本的にインターネット申請を軸として記載しております

 

インターネットで登録申請する際に必要な機器

インターネットにて申請する場合、

インターネット環境のパソコンと複合機(プリンタ+スキャナ)が必要になります

 

パソコンとインターネット環境はこのHPをご覧になられているので問題ないかと思います

複合機(プリンタ+スキャナ)が必要になるのは証明書類を添付する際

原本を添付するわけにはいかないので証明書類をスキャンして添付します

インターネット環境が整備されたパソコンがあっても複合機(プリンタ+スキャナ)がないと

証明書類が添付できませんのでご自身で申請することは不可能になります

この場合、代行申請業者等にご依頼していただく必要があります

 

まずは事業者登録をする

まずは建設キャリアアップシステムに事業者登録を行います

事業者登録とは○○工業株式会社などの会社名(個人事業主の場合は屋号等)の登録を指します

技能者登録とは建設太郎などの個人名の登録を指します

まずは、事業者登録を行ってください。

申請後、払い込み票が届きます。

料金支払いを終えた後、申請が通ると約1か月後に事業者IDが付与されます

事業者ID発行後は建設キャリアアップシステムにログインすることが可能です

 

事業者登録を行って事業者IDが付与されてから

技能者登録を行うことをお勧めします

①事業者登録申請

②事業者IDが付与される

③技能者登録申請に進む

この流れがスムーズです

※事業者登録はカード発行されません。メールにて事業者ID等が発行されるだけです

 

絶対に上記の手順ではないとダメってことはありませんが、

「技能者登録申請を先にしてしまった」

「事業者IDが付与される前に技能者登録申請をしてしまった」

というケースは、後ほど所属技能者関連付けという変更申請をする必要が生じます

よほど急ぎのケースではなければ事業者登録からはじめましょう

なお、「令和3年4月1日までに技能者登録申請したいんだ!」という方は

先に技能者登録するのも手です(後ほど所属技能者関連付け作業が発生します)

※令和3年4月1日から技能者登録料の改定があります

 

つづいて技能者登録をする

事業者登録を行いIDが発行されましたら、技能者登録を行います

技能者登録とはその会社(個人事業所)で働く個人に対する登録を指します

料金支払いを終えた後、申請が通ると約1か月後にキャリアアップカードが郵送されます

カード発行より先にメールにて技能者IDが発行されるケースが多いです

技能者ID発行後は建設キャリアアップシステムにログインすることが可能です

 

技能者登録は社長さん含めそこで働く技能者さん全員分作成する必要があります

見習いさんや技能者さんではない事務員さんや交通誘導員さん等も発行することが

可能です

正規/非正規などの雇用形態も関係なく登録可能です

 

今から事業者登録をするぞ!という方は⇩記事をご参照ください

ゼロから始める事業者登録(証明書類編)

今から技能者登録をするぞ!という方は⇩記事をご参照ください

ゼロから始める技能者登録(証明書類編)

 

まとめ

以上が建設キャリアアップシステムの大まかな流れです

それぞれの作業の注意点は次のページに譲るとしても、

今後の建設業のインフラとなるシステムではありますので、

ぜひ一度建設キャリアアップシステムの登録を考えてみてはいかがでしょうか

 

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