建設キャリアアップシステムにかかる費用(令和3年04月01日改定版)

建設キャリアアップ料金

ご訪問ありがとうございます

石川県七尾市の行政書士多賀と申します

 

今回は建設キャリアアップシステム(CCUS)にかかる費用について説明します

建設キャリアアップシステム(CCUS)を導入することでかかる費用には大きく分けて

建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録するために必要な初期費用

建設キャリアアップシステム(CCUS)を利用するのに必要なランニングコスト

カードリーダー等を設置するのに必要な費用とその他費用があります

(このページは令和3年04月01日の改定反映済みです)

 

 

登録するのに必要な初期費用

建設キャリアアップシステムに登録するだけで登録料が発生します

会社名で登録する【事業者登録】

技能者本人の氏名で登録する【技能者登録】があります

全国の建設業者さんはほぼ【事業者登録】と【技能者登録】の両方を行います

そのため、①事業者登録料と②技能者登録料の2つの費用が発生します

(この記事は建設キャリアアップシステムの「ご利用方法・料金」を参照し作成しております)

 

事業者登録料の料金

登録の有効期間は5年です(登録が完了した日から5年後の登録月末まで有効)

事業者登録料は事業者の資本金により変動します

 

資本金登録料(税込み)
1人親方¥0
1人親方以外の個人事業主¥6,000
500万円未満¥6,000
500万円以上1,000万円未満¥12,000
1,000万円以上2,000万円未満¥24,000
2,000万円以上5,000万円未満¥48,000
5,000万円以上1億円未満¥60,000
1億円以上3億円未満¥120,000
・・・・・・

  

技能者登録料の料金

技能者登録の「簡略型」と「詳細型」の詳しい説明は↓を参照してください

どちらを選ぶ?簡略型登録と詳細型登録

登録の有効期間は約10年です(カード発行日から発行9年経過後最初の誕生日まで有効)

なお、申請時60歳以上の方の有効期限は同14年目の誕生日まで

本人確認書類未提出者は同2年目の誕生日まで有効です

 

申請方法1人当たりの料金(カード発行費用込み/税込み)
郵送申請・窓口申請(令和2年10月以降不可)
インターネット申請簡略型¥2,500
詳細型¥4,900
認定登録機関申請¥4,900

※申請時60歳以上の方は令和5年(2023年)3月末までインターネット申請の

 簡略型を\2,000、詳細型は¥4,400になります

 

なお、紛失・破損・券面書換が必要な場合は、再発行費用1,000円で再発行できます

 

利用するのに必要なランニングコスト

建設キャリアアップシステムを利用するためにはランニングコストが発生します

ランニングコストには自社の情報を管理する【管理者ID利用料】

現場で使用することで発生する【現場利用料】の2つがあります

 

管理者ID利用料の料金

一番最初に事業者登録を行うと1つのIDが自動作成され事業者登録料とあわせて

請求書が送られます。管理者IDはシステム操作を行うことで増やすことができますが、

増やすごとに1つのIDに¥11,400円の管理者ID利用料が発生します

1年あたりの利用料です

1つのIDあたり¥11,400(税込み)
※1人親方の管理者ID利用料は¥2,400です
※現場管理者IDは登録料無料です

 

現場利用料の料金(利用ごと)

現場情報は元請事業者が登録します。元請事業者が登録した現場情報に技能者が

就業履歴を蓄積すると発生する費用で、現場情報を登録した元請事業者に費用が発生します

1人日・現場あたり¥10(税込み)

 

カードリーダー等を設置するのにかかる費用とその他費用

建設キャリアアップシステムに登録したあとは、元請事業者さんは

工事現場にPCやiPhoneなどの端末とカードリーダーを設置し、技術者さんがカードを

タッチする環境を作ってあげる必要があります。そのため別途端末、インターネット接続環境、

カードリーダーと就業履歴蓄積アプリ「建レコ」が必要です

どの機器を使用するかによって費用が変わりますのでよく検討する必要があります

 

その他の費用として行政書士に事業者登録、技能者登録を依頼する場合には

それぞれ別途料金がかかります

 

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