建設キャリアアップシステムの目的と登録のメリット

ご訪問ありがとうございます

石川県七尾市の行政書士多賀と申します

 

今回は建設キャリアアップシステム(CCUS)の目的と登録のメリットについて

建設キャリアアップシステム(CCUS)のガイドラインや、国土交通省の長期計画などを参照し

建設キャリアアップシステム(CCUS)の目的やメリットなどをお話しさせていただきます

 

 

建設キャリアアップシステム(CCUS)の目的

建設キャリアアップシステムは技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、

工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげること等を目的とされています

 

現在建設業に従事している60歳以上の技能者が80万人、30歳未満が36万人

建設業への新規入職者数はこの20年でピーク時の約半分に減少しました

(新規入職者:平成7年が7.8万人 → 平成27年が4.0万人)

 

そのため建設業における若者の入職を進めるためには

建設業が「魅力的な産業」であることを示すことが必要になり

技能や技術といった個々のスキルを「見える化」により

評価される市場、産業としての地位を築くことにあります

 

建設キャリアアップシステムへの登録のメリット

建設キャリアアップシステムへの登録のメリットして

事業者側のメリットと技術者側のメリットがあります

それとは別に私が考えるシステムから見る建設キャリアアップシステムのメリットを

ご紹介します

 

事業者側のメリット

①技能者の能力評価と連動した専門工事企業の評価制度(能力判定基準)も構築され、

 育成に力を入れる企業が高い評価を受けるようになる

②システムに登録した情報を使い、施工体制台帳、作業員名簿、

 再下請負通知書の作成作業も効率化される

③将来的に建設業のインフラとしての地位を建設キャリアアップシステムが担うので

 将来を見据えた企業との評価を受ける

④ビジネスチャンス(後述)の拡大

 

技術者側のメリット

①システムに登録蓄積される技能者情報(就業日数、保有資格など)が

 建設キャリアアップシステムに蓄積されることで、

 技能と経験が目に見える形で表現され、技能者が評価されるようになる

②現場で経験を積み、資格を取得した技能者が高い評価を受け、

 処遇される仕組みができる

③建設業をいったん離れても、離職以前の現場経験がシステムに残されるため、

 再入職の際に自身の経歴を証明できるようになる

 

システム操作から見るビジネスチャンス

建設キャリアアップシステムでは建設業者と建設業者を繋げる操作があります

それは建設キャリアアップシステムにおいて「施工体制の登録」と呼ばれます

 

この施工体制の登録を簡単に説明しますと、

元請事業者は建設キャリアアップシステムに請け負った工事現場を登録します

その工事現場情報には自社(元請事業者)のほかに下請事業者を登録します

これを施工体制の登録と言います

当然、登録されるには建設キャリアアップシステムに事業者IDを取得しておく必要があります

事業者IDを取得していない事業者はこの施工体制の登録はできません

施工体制を登録しておかないと、そこで働く技能者の就業履歴が蓄積されません

(蓄積されるには作業員名簿登録されている必要がありますが、ここでは割愛)

 

つまり建設キャリアアップシステムには企業と企業を繋げる仕組みができており、

そこにビジネスチャンスが拡がるのです

 

 

元請事業者が下請としたい事業者が2つあったとします。

A社(建設キャリアアップシステム登録済)  B社(建設キャリアアップシステム未登録)

元請事業者は A社 or B社 のどちらかを選択しますでしょうか?

 

もし元請事業者が建設キャリアアップシステムを活用しており、

下請事業者をA社とB社から選択するとしたら、

施工体制が登録できるA社を選択する可能性と

施工体制が登録できないB社を選択する可能性は

どちらが優位と言えるでしょうか

 

しかも、この施工体制の登録はパターン化(施工体制パターン)することも可能です

パターン化しておくことで煩雑な施工体制登録を楽にするためです

 

建設キャリアアップシステムへの登録をビジネスチャンスと捉えることで

建設キャリアアップシステムへの登録の抵抗がなくなれば幸いです

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