キャリアアップシステムはデメリットだらけ?

2019年4月より建設キャリアアップシステムが導入され2年が経過しましたが

いまだ建設キャリアアップシステムへの登録事業者、登録技能者の登録者数の

進みは遅いです

建設キャリアアップシステムは

「建設事業者/技能者の地位を向上させ、新規の参入者を増やす」という目的で

導入されました

なぜ、登録が進まないのか?そこに何かデメリットがあるのでは?建設キャリアアップシステムを

登録するデメリット、逆に登録しないことによるデメリットをご紹介いたします

 

建設キャリアアップシステム登録までの道のりとそのデメリット

令和3年2月末現在の建設キャリアアップシステムに登録している事業者数が

全国で約10万企業、登録されている技能者数が全国で約50万人です

このシステムは、自社の技能者の就業履歴の登録や保有資格の登録を行うことによって、

公共工事の参入や自社の信用度を上げることができたり、他社の情報の閲覧など幅広く行えます

しかし、その登録にはいくつか越えなくてはいけないハードルがあります

ここではどのようなハードルがあるのか一緒に見ていきましょう

 

  • 建設キャリアアップシステムへの登録にはパソコン操作が必要

   建設キャリアアップシステムの登録は主にパソコンを使用したインターネットでの申請です

   パソコンを使用せずに登録する場合は「認定登録機関」に出向いて紙による申請

  (認定登録機関申請)を行います

   しかし、その認定登録機関がまだまだ全国には普及しておらず、令和3年3月1日時点で

   全国で190箇所ありますが、私の地元石川県で未だにありません

   また、認定登録機関申請は電話予約が必要となる場合もあり、利便性も良くありません

   よって、どうしてもインターネットでの申請がメインとなり、パソコン操作が苦手な方に

   とっては苦痛でしかないでしょう  

 

  • インターネットでの申請って大変!

   先ほどは、「インターネットでの申請」の中身については何も触れていないので

   ここで簡単に説明させていただきます

   インターネットでの申請で大事なことは「登録方法」を知るということです

   「登録方法」とはなんぞや?ということですが、

   「この箇所にはこれを入力する」や「ここにはこれを添付する」「この箇所は入力

   必須だから入力しないといけない」など、建設キャリアアップシステムに登録するための

   知識です

   「登録方法」は運営主体から発行されている膨大なマニュアルに書かれています

   この膨大なマニュアルとは幾ページにわたりいろいろなことが書かれていますが、

   たくさんありすぎて、知りたいことを探すのに非常に時間がかかり、かつ面倒で、

   とても読む気にはなれないでしょう

   しかしこのマニュアルを読み、登録方法を理解することで簡単で

   早く登録を行うことができます

 

   当たり前のことを書いていますがこれはとても重要で、事業規模の大きな事業者になると

   技能者の数も多く、登録をすると一言で言っても大変面倒な作業になります

   日々の業務とは別にこれらの作業も行わないといけないとなると、

   時間がいくらあっても足りません

   もし、ご自身の周りに建設キャリアアップシステムに登録したよ!って方がいて

   教えてもらえればとてもスムーズに登録は進むと思いますが、

   なかなかそんな機会もないでしょう

   となると、やはりご自身で登録マニュアルを1から読み、理解し、登録を行うという大変面倒な

   作業になってしまいます

   

  • 建設キャリアアップシステムに登録するのには費用がかかる

   建設キャリアアップシステムに登録するには費用がかかります

   事業者登録、技能者登録にそれぞれ費用がかかります

   費用の詳細についてはこちらを参照(建設キャリアアップシステムにかかる費用

   事業者登録についてですが資本金によって料金は変わります

   1人親方の場合は、0円ですが、資本金が500億円以上の場合ですと240万円かかります

   さらにこの金額は登録したときのみだけではなく、

   5年ごとに登録料を支払わなければなりません

   技能者登録では、認定登録機関申請は3,500円、インターネットでの申請は2021年4月より

   簡略型と詳細型に分かれ、簡略型登録は2,500円、詳細型登録は4,900円となります

   また技能者登録料も登録したときだけでなく10年ごとに登録料を支払わないといけません

   その他にも登録時には支払わなくてもいいのですが、登録後には利用料というものが発生し

   割と費用がかかるシステムとなっております

 

  • 建設キャリアアップシステムの登録後にはどんな操作が必要になるの?

   建設キャリアアップシステムに登録後は当然にシステム操作が必要になります

   どのような操作が必要なのか、必要な操作がわかったとしてもその操作をするには

   どうすればいいのかわからないなどシステムの活用方法がわからなければ

   登録した意味がありません

   その登録後の操作方法についても前述した膨大なマニュアルを読むしかありません

   非常に面倒で意気消沈しちゃいますね・・・

 

このように建設キャリアアップシステムに登録するにはどうしても

乗り越えなければいけないハードルがあり、これらのハードルが

「登録するデメリット」に直結しているのでは?と私は考えます

この建設キャリアアップシステムそのものはデメリットと私は考えておりません

なぜならこのシステムは、皆さんが今まで積み上げてきた実績を

今後の建設業を支える柱としていくわけですので、

決して建設キャリアアップシステム自体にデメリットが存在するわけではありません

しかしながら費用の面に関してはどうしても必要なことなのでデメリットと感じやすくなるかも

しれませんが、それ以外の部分ではどうでしょうか

お金もかかる上、登録画面で四苦八苦・・・そんな登録のすべてをご自身が抱える必要がないのでは

ないでしょうか

 

建設キャリアアップシステムに登録しないことによるデメリット

先ほどは登録するまでのデメリットを書きましたが、

今度は登録しないことによるデメリットについて記載します

現在、建設キャリアアップシステムの登録は任意ではありますが、大手ゼネコンは

建設キャリアアップシステムへの登録を推奨しています

ということは、そのゼネコンが管理している現場に入るときは建設キャリアアップシステムに

登録していないと入れないということになります

これがまず、建設キャリアアップシステムに登録していないことによるデメリットとなります

これは大変なことです

仕事をもらえないということですから・・・

大手ゼネコンも下請事業者に仕事を振れなくなるので、下請事業者に建設キャリアアップシステムに

登録するようプレッシャーをかけてきているという話をたまに聞きます

その他には、建設キャリアアップシステムに登録することによって、公共工事の入札や

経営事項審査の評価点が加点されるということがありますが、地域によって多少異なります

一概には言えませんが、やはりこの加点といったことを鑑みると

建設キャリアアップシステムに登録しないことによるデメリットとなります

 

失敗しないシステム導入のポイント

前項を踏まえて、「建設キャリアアップシステム導入に失敗しないポイント」とは

何かを本項で紹介したいと思います

せっかく事業者さんや技能者さんが導入への一大決心をして望むキャリアアップシステムですので

失敗する可能性は極力排除しなければいけません

それでは「建設キャリアアップシステム導入に失敗しないポイント」を探っていきましょう!

 

失敗しない運用を行うこと

私は建設キャリアアップシステムの運用成否のポイントは「導入初期」であると考えています

事業主さんや技能者さん、事務員さんなど多くの会社関係者が初めてシステムに触れ合う時期が

初期が大切なのです

初期のシステム操作はそう多くはありませんし、そう難しくもありません

しかも今後、ずっとその操作を繰り返します。そのため操作方法も自然に身につきます

前項では「操作を理解するのが大変」とのデメリットを記載しましたが

操作は自然に身につきます。(それでも多少のマニュアルを読む行為は必要です)

運用初期に建設キャリアアップシステムから離れてしまうと、それこそシステムに登録しただけの

状態となり、システム登録のメリットを受けることがないままになってしまいます 

システム運用初期のシステム操作が少ない時期に初期操作を身につけていただき

建設キャリアアップシステムへのアレルギーを払拭できればと思います

まずは、少ない操作から少しずつを実践していくことが失敗しない運用術だと思います

私の事務所でも少しづつではありますが、よくご質問をいただく事項に対して

無料のオリジナルマニュアルを作成しております。操作を行う際には

ご参考にしていただければと思います(建設キャリアアップシステムの登録運用サポート

 

成功のポイント

建設キャリアアップシステム活用の成功のポイントは

「キャリアアップシステムを教えてくれる人を作る」ことです

システム操作など教えてくれる人が近くにいると

操作方法やわからないことがあればすぐに聞ける環境が作れます

 

「けど、それって一番難しいんじゃないの?」

そんな声にお応えできるのが、私、行政書士多賀聖道です

皆様のお困りごとにピンポイントで的確に対応いたします

ぜひ、この機会に「キャリアアップシステムを教えてくれる人」を作り、

円滑に建設キャリアップシステムを運用していきましょう!

  

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