【CCUS】組織体制の登録を行うと可能になることとは

ご訪問ありがとうございます

石川県七尾市の行政書士多賀と申します

 

今回は建設キャリアアップシステム(CCUS)の組織体制の登録を踏み込んで解説します

このページは建設キャリアアップシステム(CCUS)に事業者ID登録や

技能者ID登録を済ませた方やこれから建設キャリアアップシステム(CCUS)への

登録を考えている方にぜひ読んでいただきたい項目です

 

組織体制の登録を行うとどうなるの?

建設キャリアアップシステム上で自社の組織体制の登録を行うと

建設キャリアアップシステム上の効果は「権限が付与されたID」が発行されます

ロール権限みたいな考え方です

(当初技能者IDに権限が付与されるのかと思いましたが、ポータルが変更されることから権限が付与されたIDが発行されるとみていいかと思います)

(追記・以前説明会にて「技能者IDを取得していない方を階層管理者として設定してよいか?」と質問したところ「かまわない」との回答を得ました。このことから階層管理者IDは技能者IDに紐付いていないという判断に至りました。紐付けるとしても階層管理者設定画面で名前とメールアドレスの指定しかないので、ミスマッチします)

 

組織体制登録にて権限が付与されると、

建設キャリアアップシステムに設定されたIDでログインした際に

左側メニューが変わり、建設キャリアアップシステム内でできる作業が増えます

権限が付与されたIDは、第1階層管理者や第2階層管理者などと呼ばれます

建設キャリアアップシステムの業務運用マニュアルにて

「管理者IDでログイン」などとの記載は事業者IDやこの管理者IDでのログインを指します

 

建設キャリアアップシステムに事業者ID登録と技能者ID登録をしただけの状態では

事業者(登録責任者)IDはすべてのメニューが使用可能ですが

技能者IDは自社の情報の閲覧やご自身の情報の閲覧・修正など

使用できるメニューが限られます

※初期権限状態でも「権限上」全く問題ありません

  

権限が与えられるとどんな作業が可能か

組織体制の登録により権限が付与された対象IDはどのような作業が

可能になるのかを見ていきます

まず、↓の表は組織体制の登録を行うと付与される権限一覧です(現場運用マニュアル参照)

 

利用者立場名称(ID)操作権限グループ名組織管理組織ユーザ管理現場・契約情報登録施工体制登録就業履歴管理
ーーー事業者責任者事業者責任者権限
---第1階層管理者第1階層責任者権限
ーーー第2階層管理者第2階層責任者権限
---第3階層管理者第3階層責任者権限×
( ●登録・更新・削除可 ◯管下のみ登録・更新・削除可 ×登録・更新・削除不可)

 

上記の場合、利用者立場名称の事業者責任者は全てできます

第1階層管理者や第3階層管理者は多少の縛りはあるものの

組織管理/組織ユーザ管理/現場・契約情報登録/施工体制登録/就業履歴管理が可能になります

 

組織管理     ・・・今回の説明のような組織体制の登録のこと

組織ユーザー管理 ・・・新たに権限を与えるか設定すること

現場・契約情報登録・・・請け負った現場情報を登録すること

施工体制登録   ・・・請け負った現場にどの会社と施工するかを登録すること

就業履歴管理   ・・・入力された就業履歴を管理すること

 

組織体制の登録を行うメリット

組織体制の登録を行った会社と初期状態の権限の会社とを比較してみましょう

・組織体制の登録を行ったA工業さん

利用者立場名称(ID)操作権限グループ名組織管理組織ユーザ管理現場・契約情報登録施工体制登録就業履歴管理
会社代表者Aさん事業者責任者事業者責任者権限
従業員Bさん第1階層管理者第1階層責任者権限
従業員Cさん第2階層管理者第2階層責任者権限
従業員Dさん第3階層管理者第3階層責任者権限×
( ●登録・更新・削除可 ◯管下のみ登録・更新・削除可 ×登録・更新・削除不可)

  

 ・組織体制の登録を行わないB工業さん

利用者立場名称(ID)操作権限グループ名組織管理組織ユーザ管理現場・契約情報登録施工体制登録就業履歴管理
会社代表者Aさん事業者責任者事業者責任者権限
ーーー第1階層管理者第1階層責任者権限
ーーー第2階層管理者第2階層責任者権限
ーーー第3階層管理者第3階層責任者権限×
( ●登録・更新・削除可 ◯管下のみ登録・更新・削除可 ×登録・更新・削除不可)

 

この2つの会社を比べた場合、

組織体制の登録を行ったA工業の場合は組織管理から就業履歴管理までを

会社代表者Aさんと権限が付与されたID保有者の従業員B、C、Dさんと手分けして行うことができますが、

組織体制の登録を行ったB工業の場合は組織管理から就業履歴管理までを

会社代表者Aさんがすべて行わなければなりません

  

上記のことから組織体制の登録を行うことで得られるメリットとしては

各作業を手分けして行うことができるが挙げられます

 

しかし、ここで注意していただきたい点がございます

第1階層管理者から第3階層管理者は事業者責任者権限のように

建設キャリアアップシステムにおける全ての権限が付与されたIDが与えられるわけではない

と、いうことに注意が必要です(管下のみ操作可能なケースがある)

※階層についてはまた後日アップします

 

組織体制の登録を行うデメリット

建設キャリアアップシステムにおける組織体制の登録を行うデメリットとしては

管理費用がかかります

正確には組織体制の登録を行い、管理者権限が付与されたIDを発行する申請を行うと

1IDあたり、税込み11,400円(1年あたり)かかります

これは翌月初に請求書が作成・送付されます

利用途中で不要になった場合でも返金されません

作成した階層管理者IDはID有効期限の2か月よりIDごとに

更新するかの意思確認があり、更新する者のみ有効期限翌日初旬に

請求書が送付されます

万が一支払い期限を過ぎてもが入金確認できなかった場合は

利用が停止されます

 

その他、階層管理者IDの作成には注意点があり、

ある程度の現場運用マニュアルの理解が必要になります

 

よってよほど大規模な会社でない以上、

最初は事業者IDのみで作業を行い、ある程度建設キャリアアップシステムに慣れたら

組織体制の登録を検討してもいいかと思います

 

当行政書士事務所では建設キャリアアップシステム登録の無料相談や

登録のご依頼など承っております!

また、登録済みのお客様も運用/操作のご質問を承っております。

お問い合わせはこちらから↓