【CCUS】組織体制の登録の階層管理とは

ご訪問ありがとうございます
石川県七尾市の行政書士多賀と申します
今回は建設キャリアアップシステム(CCUS)の組織体制の登録での
階層管理について解説いたします
ちょっと細かい論点ではございますが、
建設キャリアアップシステム(CCUS)の組織体制の登録の理解に必要な
知識なのでぜひお付き合いください
組織体制の登録時の第1階層や第2階層の「階層」とは
プログラミングの世界ではなじみのある「階層」とは
下図のような枝分かれしていく構造です
親(本社)がいて、その下に子(支店)がいて、その下にさらに子(部門)がいます

これを建設キャリアアップシステム上の組織体制の登録にあてはめると下図のようになります

上記のように建設キャリアアップシステムの階層管理者の階層とは
親から子へ、子から孫へと上から下に線で繋がった状態になっていることを指します
第1階層管理者は2つの第2階層管理者を登録・削除などの操作ができ、
第2階層管理者は線でつながった第3階層管理者を登録・削除などの操作ができます
ちなみに第1階層管理者は線で繋がっていませんが、
第3階層管理者も登録・削除などの操作が可能です
組織体制の登録の方法
組織管理の作業は事業者IDで建設キャリアアップシステムにログインし
左側メニューの「810_事業者管理」の「10_組織管理」から表示された画面右の
明細登録ボタンをクリックし、会社の規模に応じて必要な階層を作成します
全く階層管理者を設定しなくても構いませんし、第1階層管理者だけを設定しても構いません
この作業は建設キャリアアップシステム上で階層管理者の枠を作成しているに過ぎません
次の「管理者の登録」を行って初めて階層管理者が設定されます
注意点① 階層管理者を設定すると費用(年間11,400円)がかかります
注意点② 費用は階層管理者の登録で階層管理者を設定した時点でかかります
作成された組織体制の枠は左側メニュー「510_閲覧」の「10_自社情報」を」クリックし
表示された画面で「事業者階層の詳細表示」を押下することで確認できます

階層管理者の登録方法
階層管理者の登録方法は事業者IDで建設キャリアアップシステムにログインし
左側メニューの「810_事業者管理」の「20_組織ユーザ管理」をクリックします
表示された画面で検索ボタン、新規登録ボタンをクリックし
各項目(姓、名、電話番号、メールアドレス)を入力し登録します
この登録作業を行うことにより、
登録されたメールアドレスにログインIDが送付されます
組織体制の登録の注意点
・各階層に設定したIDは、階層を超えて、同じ管理IDで引き続き利用できます
(第2階層管理者が第3階層管理者へ変更となっても問題ないが
階層管理者が現場管理者や代行登録担当者に変更することはできない(課金情報が絡むため?)
・設定した階層管理者が現場・契約情報を入力する際に注意が必要です
(登録した現場・契約情報は登録した管理者IDの所属する下位に属する
設定しかできないため)
以上が注意点となります。
組織体制の登録は後述する現場・契約情報と密接にかかわるため
ある程度の知識が必要になりますが、組織体制の登録は必ず行わなければなら
ない作業ではないので(現場管理者設定はあるとよし)、線引きが難しいところでもあります
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